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ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」-Amour Eternal- 野本ほたる×大和悠河インタビュー!

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2016年10月15日(土)より、東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて上演されるミュージカル「美少女戦士セーラームーン」-Amour Eternal-。新セーラー5戦士として主役のセーラームーン/月野うさぎに抜擢された野本ほたると、前作から続投となったタキシード仮面/地場衛の大和悠河。新たな運命と戦いの物語に向かう2人に、世界中で愛されるキャラクターを演じる心境から世界観の深みに至るまで、話を聞いた。

ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」-Amour Eternal- 野本ほたる×大和悠河インタビュー

――野本さん、今回、セーラームーン/月野うさぎに抜擢された時はどんな心境でしたか?

野本:自分が受かるとは、とても思ってなかったので、驚きの一言でした!マネージャーさんからの電話で「セーラームーン受かったよ」って教えてもらったんですけど、“舞台への出演が決まった”という意味だと思って聞いていて、まさかうさぎちゃんにだとは思いもしませんでした・・・。初めてカツラ合わせをした時に「よく知ってる髪型だけどこれ私なの?!」って、じわじわと実感が湧いてきました(笑)。

大和:でも、チラシで見た時に思ったけど、すごい髪型も雰囲気もハマってるよね!

野本:タキシード仮面様にそう思ってもらえたなら良かったです!!

ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」-Amour Eternal- 野本ほたる×大和悠河インタビュー_2

――大和さんが演じられるタキシード仮面は、初登場の時から大反響でしたよね。今ではすっかり定着していますが、初めてこのお話が来た時はどういうお気持ちでしたか?

大和:宝塚で男役はやりつくした気でいたので、正直、卒業してからも男役をやるとは思っていなかったです。でも、このタキシード仮面のお話をいただいた時に、武内直子先生の原作を読んでみて、絵から感じられるタキシード仮面の素敵さが半端なくて・・・。見た目だけでなく、精神的にもすごく惹かれるものがありました。
女優として身につけてきたもの、そして宝塚でやってきたこと。その両方が私の中にしっかりある!と実感できる今だからこそ、宝塚の男役を超えた別次元の世界を表現できると思い、お引き受けしました。

――また大和さんの男役が見られるとは思わなかったという、ファンの方の喜びの声も多かったと聞きました。

大和:それは素直に嬉しいですね。宝塚で培った部分を活かせると思ったと同時に、宝塚で男役を演じる時にはできなかったこともあると思ったんですよね。コミックの舞台化という新たなステージで、自分の新しい一面が出せるんじゃないかとも思いました。
でも、最初にタキシード仮面に女性をキャスティングしよう!って考えた方は、すごい挑戦だったなと思います(笑)。やはり原作のイメージがあるので、実際舞台に立つまではどうなるんだろう?という気持ちもありました。結果的には観に来てくれた方に、新しい風として受け止めてもらえて本当によかったです。

――今回、セーラー5戦士が新キャストとなる中で、大和さんは続投されますが、こう変えていきたいというような部分はあるのでしょうか?

大和:今はまだ、そんなに大きな変化を持たせることは考えていませんが、やりながら二人の(セーラームーンとの)関係性も縮めていけたらいいなと思っています。物語の流れと同じように。お芝居を積んでいくごとに、皆と一つになっていけるということを、この現場では特に強く感じていて・・・。今回も、自然と絆が生まれてくると思っています。

ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」-Amour Eternal- 野本ほたる×大和悠河インタビュー_3

――野本さんは、大和さんとの初対面の時の印象はいかがでしたか?

野本:すごく緊張しました・・・!お部屋に入ってこられただけで、オーラを感じました。他のセーラー戦士の子たちとも「どうしよう!緊張する!」って言っていました(笑)。でも、悠河さんからすごく気さくに話しかけてくださったので、自然に緊張が解けるような感じで・・・。今も稽古場で、優しくリードしてくださるので、とても感謝しています。

――他の共演者の方々も、個性溢れるメンバーですよね。

野本:皆さん、本当に優しいです。私たち新しいセーラー5戦士にとって、初めての作品になりますが、いろんな場面で、現場に馴染むように心遣いをしてくださって、とても助かっています。稽古は密度高くギュッとやるんですけど、緩む時は皆さんのびのびとされているので、そういう雰囲気にもすごく支えられています。落ち着かせてもらっているというか・・・。

大和:ほたるちゃんはじめ、皆、役柄と似てるところがあって、稽古をしていてすごくピッタリだなって思うんですよ。でも素になって話してみると、全然違うところもある。そこが個性として出てきつつあるので、とてもおもしろいですよ。

野本:確かに、自分自身ではうさぎちゃんと似てるって思ったことがなくて、でもやっていると、ピッタリだね!って言われることがあります。だから、もしかしたら、私の中にまだ自分でも知らない「私」がいて、それがもしかしたらすごくうさぎちゃんっぽい部分なのかも・・・と思っています(笑)。

ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」-Amour Eternal- 野本ほたる×大和悠河インタビュー_4

大和:普段は、すごくしっかり者だもんね!お芝居してる時とは違う顔だから、おもしろいね。似てるところも離れてることもある。そういう意味でも、本当に個性溢れるキャストです。

――大和さんは似てる似てないと言い出したら、性別超えちゃってますもんね!でも、いざ演じられると全くそれを感じない。本当にすごいです・・・。

大和:宝塚では、男役10年って言われているんです。所作が「男」に見えるというだけで10年かかるんですね。芝居ができるというのはその後なので、すごく時間はかかりましたね。最初は、ガチガチでしたよ(笑)。
今となってはちょっと遊びを利かせたり、緩みを持たせたり、自分の中で男役を楽しめるようになりましたね。

野本:ずっと聞いてみたかったんですけど、宝塚では女性が男役を演じるだけでなく、女性もより一層女性らしい娘役さんが演じるから、普通のお芝居とは雰囲気が違うだろうなって思っているんですけど、どうなんでしょうか?

大和:宝塚では、男役も女性がやる分作り込むけど、それに対峙する娘役も普通に娘役をやるんじゃなくて、より女性らしく作り込むから、独特かもしれないね。でも、この「セーラームーン」っていう作品についても、キャラクターも物語も、作り込むことがすごく必要。“特別な世界観”を作るという点では、似ている部分もあるのかもしれない。

野本:なるほど!確かに、「セーラームーン」のミュージカルも唯一無二の世界観が確立されていますもんね。

ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」-Amour Eternal- 野本ほたる×大和悠河インタビュー_5

――今回の物語に関してはどうでしょうか?テーマとかありますか?

大和:今回は「夢」が核になっている気がしますね。皆それぞれ夢への想いを持っているし、セーラームーンもタキシード仮面もこの星を守っていくっていう共通の「夢」を持っている。そこがすごく大きなところです。

野本:私もこの物語において、二人が同じ夢を共有してるっていうのが、本当に素敵だと思っています。そんなカップルってそうそういませんよね・・・。夢が同じってすごくロマンティックだなって純粋に思います。

大和:今回は、「夢」を通してタキシード仮面の力のより深い部分が見えてくるのも魅力の一つ。今までよりも一歩深いところに入っていく気がします。

――では、最後に公演を楽しみにしているお客さんにメッセージをお願いします!

野本:セーラー5戦士は新しいメンバーになっていますが、ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」という物語、作品そのものを思い切り楽しんでほしいと思います!誰もが持っている「夢」というテーマと、サブタイトルに「Amour Eternal」とあるように、誰かが辛いなって思っている時にこの作品が力になれるような、愛のあるものにしていきたいと思っています。精一杯がんばりますので、よろしくお願い致します!

大和:このシリーズは、回を追うごとに世界観の輪が広がっている気がして、嬉しく思っています。セーラームーン世代の方がお子さんを連れて観に来られていたり、海外の方も夢中になってくれたり・・・。セーラームーンって、皆の愛が集まって一つの大きな力になるという物語なので、今の時代にもすごく響くし、人の心の原点に突き刺さるあたたかさがあると思います。女性だけでなく、男性もぜひ!キャスト、スタッフ一丸となってお届けしたいと思っているので、より多くの方に受け止めてもらえると嬉しいです。

ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」-Amour Eternal- 野本ほたる×大和悠河インタビュー_6

◆公演情報
ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」-Amour Eternal-
【東京公演】10月15日(土)~10月23日(日) AiiA 2.5 Theater Tokyo
【福岡公演】10月29日(土)・10月30日(日)キャナルシティ劇場
【大阪公演】11月4日(金)~11月6日(日)サンケイホールブリーゼ

◆プロフィール
野本ほたる(のもとほたる)
2月20日、東京都生まれ。主な舞台出演作はミュージカル『モモ』『POST』、舞台『アンネ』『カラフル』など。このほか、テレビ東京『はっけんたいけんだいすき!しまじろう』、映画『歩いても歩いても』(是枝裕和監督)、『告白』(中島哲也監督)など、テレビ、映画と幅広く活躍している。

大和悠河(やまとゆうが)
8月4日、東京都生まれ。元宝塚歌劇団・宙組トップスター。天性の華やかさと抜群のスター性、キラキラ輝く笑顔でファンを魅了し、卒業後は、ブロードウェイミュージカル『CHICAGO』主演・ロキシー役でのニューヨーク公演、東宝『細雪』妙子役を始め、数々の舞台で主演・ヒロインを務める。2013年からミュージカル「美少女戦士セーラームーン」でタキシード仮面を務め、宝塚を超越する男役の美学と華麗なマントさばきで観客を魅了し反響を呼ぶ。さらに、舞台だけでなく、数多くのテレビ出演や出版メディア他、多方面でその魅力と才能を発揮。オペラにも造詣が深く、コンサート『ファムファタル・レビュウオペラ』では、出演・構成・演出<大和悠河>で、新たな世界を見せた。2016年12月7日、待望の大和悠河1stフルアルバム『ELOISE』~エロイーズ~がリリース決定!!ユニバーサルミュージックPrime Musicより。

(C)武内直子・PNP/ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」製作委員会2016

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(文/杉田美粋)

ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」-Amour Eternal-

作品情報ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」-Amour Eternal-

大人気「セラミュー」シリーズ第4章!

  • 公演:
  • キャスト:野本ほたる、竹内夢、小林かれん、楓、長谷川里桃、汐月しゅう、藤岡沙也香、石井美絵子、高橋果鈴、神田愛莉、大和悠河

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