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大人気漫画「FAIRY TAIL(フェアリーテイル)」の舞台化に挑む! 宮崎秋人×荒木宏文インタビュー

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「週刊少年マガジン」で約10年にわたり連載され続けている、真島ヒロの代表作「FAIRY TAIL(フェアリーテイル)」。アニメも大ヒットし、日本だけでなく海外にもファンが多い作品だ。この人気作が、ライブ・ファンタジー『FAIRY TAIL』として2016年4月に上演される。今回の舞台化にあたり、主役ナツ・ドラグニル役の宮崎秋人、ジェラール・フェルナンデス役の荒木宏文にインタビュー。俳優集団D-BOYSの先輩後輩である二人に、Dステの経験も踏まえ、お互いについて語ってもらった。

『フェアリーテイル』宮崎秋人&荒木宏文インタビュー

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――お二人が共演されるのは初めてですか?

荒木:2011年のD-BOYS STAGE(以下、Dステ)『検察側の証人 ~麻布広尾町殺人事件~』で一応、一緒になりましたね。

宮崎:僕はスタッフだったので、舞台上で共演するのは初めてですね。

荒木:そうだねえ、楽しみだね。

『フェアリーテイル』宮崎秋人&荒木宏文インタビュー_2

――原作の「FAIRY TAIL」は前から知っていたんですか?

宮崎:アニメを第一話からずっと見ていました!子供の頃からアニメが好きで、いつも見ているんです。漫画は……残念ながら読んでいなかったんですが。

荒木:一緒ですね。俺も漫画は読まないけどアニメは見るなあ。

宮崎:2.5次元の舞台をやる時は大体の作品がアニメ化されているので、あらかじめ知っている事が多いんですよ。でも、今までは女性向けの作品への出演が多かったから、もともと原作のファンである作品に出演するのは『FAIRY TAIL』が初めてかもしれない。なんか不思議ですね、まさか自分がやるとは思ってなかったから。

――じゃあ、第一報を聞いた時は驚きました!?

宮崎:まず、舞台化すること自体に本当にビックリしましたね。スポーツものならわかるんですけど、『FAIRY TAIL』は魔法で戦いますから、どうやって舞台にするんだろう、と。でも子供の時から魔法というものに憧れがあるし、この職業じゃないと非現実的な事はできないのでやりがいがあります。魔法をどうやって舞台で表現するのか……、たとえばプロジェクションマッピングを使ったりするのかもしれないですけれど、どんな演出になってもそれを上回る熱量で舞台に臨みたいです。そしてなにより、大好きなナツ・ドラグニルという男を演じられるので、本当に嬉しくてワクワクしています!

『フェアリーテイル』宮崎秋人&荒木宏文インタビュー_3

――主人公ナツのどんなところが好きなんですか?

宮崎:周りの人たちの事情に、自分の事のように首を突っ込んで守ろうとする仲間意識の強さは憧れますね。あそこまで前向きで、周囲を巻き込んで前に進む事ができる男って、本当に少年漫画の主人公らしい主人公だなって思います。自分もそうでありたいですけど、なかなかできる事じゃない。

荒木:でもきっと、秋人ならできる役だよ。アニメでナツ役の柿原徹也さんと秋人の声質がすごく似てて、キャラクターのイメージも近いと思います。たぶん、秋人が自然に演じて突き詰めたナツでいいんじゃないかな。まあ、秋人はナツみたいに明るいイメージはなかったんですけど(笑)

宮崎:そうなんですよね~(笑)。ナツって根がポジティブじゃないですか。僕も時々ものすごく楽観的だったり自信があったりするけれど、ベースはネガティブなので……そこは似てないなって思います。

荒木:たとえばだけど、“ナツ=やんちゃ坊主”と考えればいいんじゃない?ナツと秋人って、心の中に熱いモノをちゃんと持っているという点ではかなりリンクすると思うな。二人とも頑固者だし、真っ直ぐすぎるほど真っ直ぐ。そういうところはすごく似てるよ。

『フェアリーテイル』宮崎秋人&荒木宏文インタビュー_4

――たとえばナツみたいに「仲間を傷つける事は許さないぞ!」みたいな?

宮崎:それはそうですよ!仲間は守りますよ、男として。

荒木:そういうところあるよね。芯があってとてもストイック。

宮崎:え、そうですか!?

荒木:何かを追及する精神がすごくあると思う。『検察側の証人』で一緒になった時、秋人は役も無かったけど、この作品でどういう風にやっていきたいかというビジョンをしっかり持っていたし。プライベートでも、僕と仲の良いトモ(柳下大)が秋人を可愛がっていて一緒にご飯に行く事もあるんですが、その席で同じ業界の方々ともすごく意欲的に話しています。常に勉強して、自分の糧になる事をいっぱい取り入れていこうという姿勢がすごく見えるから、とてもストイックに生きているんだろうな。舞台で共演することになっても信頼できる人だなって思いますよ。

宮崎:ありがとうございます。

荒木:植原卓也も秋人のことを覚えてて、いつか共演できたらなって言ってたよ。

宮崎:本当ですか!? それは嬉しいなあ~!

荒木:何年経っても覚えてくれているってことは、それだけ秋人がちゃんと話していた証拠だな。

宮崎:嬉しいですね。植原さんの芝居は本当に好きで観に行ってたからなぁ。

荒木:そういう熱い部分が伝わるから、秋人らしくいればナツらしくなるのかな。それくらい無理のない役だと思います。

『フェアリーテイル』宮崎秋人&荒木宏文インタビュー_9

――熱い反面、ナツにはちょっと情けない面もありますよね。乗り物酔いするとか、空腹だと力がでないとか。

宮崎:そう!乗り物には急に弱くなったんですよ!自分で運転する時はいいんですけど、タクシーは必ず酔っちゃうし、最近は電車でも……。ま、ナツほどじゃないですけど(笑)

『フェアリーテイル』宮崎秋人&荒木宏文インタビュー_5

――少しずつナツに近づきつつある……と(笑)。荒木さんは、ご自身が演じられるジェラールに共感するところはありますか?

荒木:ジェラールとの共通点を見出すのは、すごく大変だと思います(苦笑)

宮崎:奥底が見えない感じはありますよね。でも荒木君もミステリアスというか、謎が多いよ。「その笑顔の裏には何が隠れているんだ……?」って思う事はありますね(笑)

荒木:そうか……。でも思い当たる節はあるわ。周りはそういう風に感じるんだろうなあ。

宮崎:でもそれは、場所によって自分のキャラクターを使い分けられるからじゃないかな。『検察側の証人』の時、すごく個性の強いメンバーが多いなかでもその場をまとめてくれたり。かと思ったら、割と率先して切り込み隊長みたいなこともするし。

荒木:え~、そうだっけ。

宮崎:ふざける時はふざけるけれど、一歩引いて周りをまとめたりもする。周りの人たちとの接着剤であり、潤滑油でもある人だなって思っていました。

――ジェラールもみんなをまとめたり、リーダーシップを発揮する面がありますね。

荒木:そうですね。でも今回の舞台では、原作のある一部を切り取って上演するんです。だからキャラクターのどんな部分を見せられるか、まだわからないですね。

宮崎:ナツとジェラールの関係もハッキリ見せたいですよね。二人のバトルシーンはやりたいなあ。

荒木:やりたいね。せっかくバトル漫画を舞台にするなら、少しぐらいアクションをやりたいな。

『フェアリーテイル』宮崎秋人&荒木宏文インタビュー_8

――せっかく体も鍛えていらっしゃいますし。

荒木:そうですね。かなりジムに通ってますから!

――どんな舞台になるのか、稽古が楽しみですね。

宮崎:まだこれからですからね。特にナツの相棒のハッピーはどうなるんだろう、見た目は猫だし。でも、ボケなのかツッコミなのか分からない立ち位置のハッピーとの掛け合いでナツもイキイキするので、舞台でどうなるか楽しみです。

『フェアリーテイル』宮崎秋人&荒木宏文インタビュー_7

――原作ファンの期待も大きいと思います。大人気作品ということで、初主演のプレッシャーはありますか?

宮崎:ありますね。座長のプレッシャーとともに、少年漫画のド真ん中であるナツというキャラクターを演じるのは、思っている以上に難しいのだろうというプレッシャーもあります。その場の空気を完全に支配できる力が無いと、周りのキャラクター達の気持ちを奮い立たせる事はできないだろうし、きっと大変だろうな。すごくエネルギーがいる事だけど、ナツの力も借りて良い舞台にしていきます。

――初座長である宮崎さんに、座長経験もあり、「D☆DATE」のリーダーでもある荒木さんからアドバイスはありますか?

荒木:座長経験は2008年の『ラストゲーム』なので、かなり前だから何とも言えないけど……去年の秋に瀬戸康史が座長をやってたのは参考にならない?

宮崎:Dステの『夕陽伝』ですね。共演しました。

荒木:あの時の瀬戸は模範的な座長じゃないかな。彼自身が個人で仕事をしている成果もあって、外の現場で先輩方にしてもらったように、自分にできる範囲で後輩達を可愛がっていたと思う。
でも、今回のようにD-BOYS以外の方がたくさんいる舞台で座長を務めるとなると……考えなきゃいけないことは、実は特にないかもしれない(笑)

『フェアリーテイル』宮崎秋人&荒木宏文インタビュー_6

宮崎:ええっ!?(笑)

荒木:舞台ってそれぞれのポジションを担う「個」の集まりだから。そのなかで秋人は主役として、自分がどうするかという意思表示をちゃんとしておけば、自然にカンパニーの空気ができるんじゃないかな。周りは「座長!座長!」って言ってくれると思うけれど、そんなに気を遣いすぎることはないよ。秋人は秋人らしく、作品のことを第一に考えて、秋人のやり方で自分がやりやすい環境を整えていけばいい。まずは主役の自分が一番輝けるように、今まで通りストイックに取り組むのがいいんじゃないかなぁ。

宮崎:ありがとうございます!良い話が聞けた~!

荒木:「俺様」でいてくれていいよ。主役がやりたいようにやって、それを受けて俺たち周りのキャストが「主役がどう輝けるか」「この作品をどうするか」と考えて雰囲気を作るから。

宮崎:じゃあとことん荒木さんを頼っていこうかな。

荒木:それはどうかな~(笑)

――心強いアドバイスですね(笑)!『FAIRY TAIL』の世界が舞台に立ち上がるのが本当に楽しみです!

宮崎:本当にずっと大好きな作品ですから、その世界をみなさんにお届けできるように頑張ります。ナツのようにしっかりご飯を食べて体力をつけて、元気にやりたいです!

『フェアリーテイル』宮崎秋人&荒木宏文インタビュー_7

◆宮崎秋人
1990年東京都生まれ。2015年10月、俳優集団D-BOYSに加入。主な作品は、ミュージカル『薄桜鬼』、舞台『弱虫ペダル』『Messiah メサイア』シリーズ。舞台『東京喰種』、Dステ17th『夕陽伝』など。2016年3月21日(月・祝)に第三弾となるソロイベント「座・宮崎秋人とみんなの会2」開催。

◆荒木宏文
1983年兵庫県生まれ。人気俳優集団「D-BOYS」のメンバー。'07『獣拳戦隊ゲキレンジャー』では、悪の首領・理央役に大抜擢。その後もドラマ『グッドライフ』『ヘブンズ・フラワー』『シュガーレス』『高校入試」や、映画『ビートロック☆ラブ』、舞台『検察側の証人』『淋しいマグネット』『里見八犬伝』『ORANGE』『武士白虎~もののふ白き虎~』、ミュージカル「黒執事―地に燃えるリコリス―」など。

◇ライブ・ファンタジー『FAIRY TAIL(フェアリーテイル)』
2016年4月30日(土)~5月9日(月) サンシャイン劇場
公式サイトURL:http://www.fairytail-stage.com/

(C)真島ヒロ/講談社
(C)「FAIRY TAIL」舞台製作委員会2016

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(文/河野桃子)

ライブ・ファンタジー「FAIRY TAIL」

作品情報ライブ・ファンタジー「FAIRY TAIL」

真島ヒロによる漫画「FAIRY TAIL」(講談社「週刊少年マガジン」連載)を世界初の舞台化!

  • 公演:
  • キャスト:宮崎秋人、白又敦、郷本直也、古谷大和、山本一慶、小野健斗、小澤廉、荒木宏文、ほか

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