『花より男子 The Musical』F4リレーインタビューVol.2 西門総二郎役・真剣佑にインタビュー!「僕しかできない、西門総二郎を演じます!」


累計発行部数6100万部、伝説的人気コミックス「花より男子」(原作:神尾葉子 集英社マーガレット刊)がついに世界初のミュージカル化!脚本・青木豪、演出・鈴木裕美、音楽・本間昭光という豪華&強力タッグも注目を集めている『花より男子 The Musical』で、F4メンバーを演じる4人へリレーインタビュー。

『花より男子 The Musical』F4リレーインタビュー真剣佑

第2回は、西門総二郎役の真剣佑。初舞台となる稽古場の癒しは・・・美作役の上山竜治?!

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――出演が決まった時の感想は?

初舞台、それもミュージカルということで、芝居に歌もダンスもあるということで・・・「稽古がんばろう!」と思いました(笑)。

――舞台に興味はありましたか?

ありました!舞台って、<ノーカット、ぶっつけ本番、ライブ>なのが魅力だと思います。映像とはそこが一番違うところですよね。それから「その場に行かないと観られない」、それがいいなと思っていました。幕が上がった瞬間から、降りるまでカットがかからない。チャレンジしてみたいと思っていました。カメラの前で演じるのと、お客さんを前にして演じるのとではどんなふうに違うのか、すごく興味があります。

――舞台を観るのも好きですか?

はい。今はいろいろな作品を観て勉強させてもらっています。面白かったのは、ちょっと前ですけど『ブラック メリーポピンズ』とか。あ、ウエンツ瑛士さんが出ていた『スコット&ゼルダ』も観に行きました。

『花より男子 The Musical』F4リレーインタビュー真剣佑_3

――ミュージカルですから、歌う場面もありますね。

僕は歌手ではないですから、そこはもちろん稽古を頑張らなきゃいけないところです。それどころか、芝居だってまだまだですし・・・頑張ります!

――『花より男子』のことはもともとご存知だったんですか?

はい、知っていました。僕はずっとアメリカに住んでいましたが、この作品は漫画もドラマも日本人なら誰でも知っている作品でした。実際の日本の高校ではあり得ないような設定が面白いですよね。

――そんな大人気作品のミュージカル版で、真剣佑さんはF4のひとり、西門総二郎を演じます。こんなふうに演じたい、というようなイメージはありますか?

総二郎は、プレイボーイで、口が軽くて、というちょっと悪いイメージもあるけど、茶道家元の出身なので奥底には「和」の部分を持っているんですよね。不思議な人だなと思いました。自分を軸にもって、自分だけが演じられる西門総二郎を演じたいと思っています。

――原作があることで、役作りが難しいと思うことはありますか?

それはないです。もちろん皆さんが持っている西門総二郎像があると思いますから、そこを大きく崩したくはないですけど、原作にはあまり引っ張られたくないです。僕ができる、西門総二郎を演じようと思いました。

『花より男子 The Musical』F4リレーインタビュー真剣佑_2

――西門とご自身の共通点はありますか?

そうですね・・・自分の中の「和」の部分、ですかね。アメリカで育ちましたが、日本人の心は忘れちゃいけないんだという中で育ってきたので。

――徐々に本格的な稽古が始まっていると思いますが、新たな発見などありましたか?

今は芝居と歌を別に稽古していて、一緒になったときにどうなるか、未知でわからないんですけど、きっと今よりもっと考えることが多くなるんじゃないかなと思います(笑)。とにかく、目の前のひとつひとつをやっていく状態です。

――ミュージカルナンバーを歌ってみての感想はいかがですか?

「花男」のイメージに合った、すごくシンプルで、キャッチーな曲ばかりです。元気になりますね!

――ほかのF4役の皆さんの印象を聞かせてください。

道明寺司役の松下(優也)さんは、本人も言っているくらい道明寺っぽい。「我が道をいく」って感じのところとか似ていますよね。花沢類役の白洲(迅)さんは、やっぱり花沢っぽいんじゃないでしょうか。一歩引いて皆を見ている、静かな感じです。つくし役の(加藤)梨里香ちゃんも、力強くて明るいところは魅力的です。それから(上山)竜治さんは、F4で集まるときはいつもまとめ役をしてくれます。面倒見のいいお兄ちゃんって感じです。いや、面倒見がいいより、“面白いお兄ちゃん”かな(笑)。

『花より男子 The Musical』F4リレーインタビュー真剣佑_4

――上山さんがムードメーカーなんですね。

舞台の稽古時間って長いですよね。だんだんみんな疲れて来たな・・・ってとき、竜治さんがちょっと面白いことを言ってくれて、その場の雰囲気を明るくしてくれます。まさしく、ムードメーカーですね!

――上山さん演じる美作とは一緒のシーンも多いようですから、稽古中にもっと仲良くなりたいところですね!

そうですね!竜治さんは10歳年上なので、はじめ距離感が難しいのかなと思っていたんです。でも、実際の竜治さんって、居るだけで周りの人たちにいじられたり突っ込まれたりする面白い人だってことがわかって。「ああ、こういう人なんだ」って、安心しました(笑)。美作と西門はある意味キーパーソンだと思うんですよ。二人のいい空気感を出していけたらと思います。

――舞台は長丁場ですが、体調管理など今から準備していることはありますか?

二ヶ月近く公演が続きますからね。体重は減ると聞いたので、公演前には増やしておきたいなと思っています。今は、バランスよい食事をすることを心がけています。

――最後に、公演を楽しみにしている皆さんへメッセージを!

初めて出会う皆さんの前でどんなお芝居ができるか楽しみです。この舞台で、色んなことを吸収していきたいと思っています。
そしてこの後も、ひとつひとつ楽しみながらいろんな役に挑戦していきたいと思っています。宜しくお願いします!

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☆上山さんから真剣佑さんへの質問☆
「好きな映画は?」
ブラッド・ピットとジョージ・クルーニーが出ていた『バーン・アフター・リーディング』。ブラッド・ピットが素晴らしい笑顔で殺されるんですよ!
それがツボにはまってしまいました。
今年見たなかでは、『セッション』がすごかったと・・・あと、『ちはやふる』ってかるたの映画が来年公開されるんですけど、これも素晴らしくいい映画です。僕が出ています!
ぜひ見てください!

☆真剣佑さんから白洲さんへの質問☆
「初舞台の時の感想は?」どんなでしたか?

◆真剣佑(まっけんゆう)プロフィール◆
1996年11月16日生まれ、ロサンゼルス出身。2014年より本格的に芸能活動を開始。主な出演作に、ドラマ『夢を与える』、映画『劇場版仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』など。映画『ちはやふる』が、2016年3月19日、4月29日に二部作で全国東宝系で公開。

『花より男子 The Musical』
原作:神尾葉子(集英社マーガレットコミックス刊)
脚本:青木豪  演出:鈴木裕美  音楽:本間昭光
主催:東宝 キューブ ネルケプランニング
企画協力:集英社 マーガレット編集部
出演:松下優也(X4) 白洲迅 真剣佑 上山竜治 加藤梨里香
木村了 古畑奈和(SKE48) 玉置成実
寺元健一郎 坂口涼太郎 岩橋大 木村晶子 石井亜早実 大泰司桃子 石丸椎菜
生田智子 吉野圭吾

公演日程:
東京公演2016年1月5日(火)~1月24日(日)シアタークリエ
福岡公演2016年1月28日(木)福岡サンパレス ホテル&ホール
名古屋公演 2016年2月6日(土)~2月7日(日)愛知県芸術劇場 大ホール
大阪公演 2016年2月11日(木・祝)~14日(日)サンケイホールブリーゼ

<あらすじ>
極貧少女・牧野つくし(加藤)は、超絶金持ち名門高校である英徳学園高等部に通うことに。そこで学園の支配者「F4」から手ひどいイジメにあうが、持ち前の雑草魂で勇敢に立ち向かっていく。F4の道明寺司(松下)は、そんなつくしにいつしか惹かれていくのだった。一方でつくしは、やはりF4の不思議な魅力を持つ花沢類が気になり始め…。司とつくしの恋は果たしてどうなるのか?超セレブ学園で巻き起こる、恋と友情のハイスクールストーリー。

☆スペシャル映像公開中☆
2015年11月27日(金)にNHKホールにて開催された、音楽プロデューサー本間­­昭光生誕50周年記念「本間祭2015~これがホンマに本間の音楽祭おんがくまつり~」に­て、シークレットゲスト出演したミュージカルキャストによる劇中歌「高望み」&「恋をしよう」の初歌唱披露の模様を公開!→スペシャル映像はコチラから

撮影:原地達浩

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