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エルコスの祈り(2017年) (2017年)

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エルコスの祈り(2017年)

劇団四季が贈るファミリーミュージカルの名作が待望の東京凱旋!

物語の舞台は今から50年後。学校や親たちからオチコボレ・問題児と決めつけられた子どもたちが集められたユートピア学園。この学校での教育は、子どもたちを厳しく管理し規律に従わせ、彼らの夢や個性を奪うものでした。ある日、学園の理事長のところへ、セールスマンがロボットの売り込みにやって来ます。このセールスマンが売り込もうとしているのは、子どもたちの日常の世話から教育までを一台でこなす、万能ロボットです。理事長は、学園の維持費を節約するためにこの教育ロボットを取り入れ、合理化を図ろうと考えます。

このロボットを開発したストーン博士の願いは、子どもたちのうつろな瞳に輝きを取り戻すこと。管理された生活の中で忘れてしまった、愛や夢や希望をよみがえらせることです。そんな思いの全てを込めて、博士は一体のロボットを作ります。そのロボットはアンドロイド・エスパー「エルリック・コスモス」、略して「エルコス」と名づけられます。科学とは夢を現実にしていく力、と博士は理想を語ります。そんな博士の研究の成果であるエルコスは、単なる便利な機械ではありません。博士は、最後の仕上げのために、子どもたちの夢やあこがれを聞いて、それをエルコスの心に吹き込みます。心を持ったエルコスは、博士の夢の化身なのです。

維持費のほとんどかからないエルコスに、理事長は大満足。エルコスのエネルギー源は「FZI」という液体で、240時間に一度補給すれば大丈夫。切れる前にセンサーが知らせます。このFZIは、最新のバイオエネルギーなのですが、もし汚染されたFZIを飲ませると、バイオエネルギーが流出して、エルコスは気化して消滅してしまいます。理事長は博士にFZIを金庫に入れて、厳重に保管することを約束します。

エルコスはユートピア学園にやってくると、そうじ、洗濯、給食、後片付けと、何でも一台でこなす万能ぶりを発揮します。しかも、子どもたちひとりひとりが持つ個性を大事にし、その個性を伸ばすことを応援します。本当の自分を見つけるきっかけをつかみ、瞳の輝きを取り戻す子どもたち。そんなエルコスのやり方が、ベテラン教師のダニエラたちには面白くありません。体罰執行に生きがいを感じているダニエラたちは、エルコスの自由教育が我慢できないのです。

業を煮やしたダニエラたちは、エルコス追い出し作戦に取り掛かります。子どもたちの中でただひとり、エルコスに反発しているジョンを脅して、味方につけることにしました。ジョンは幼い時に母親を亡くし、冷たい育児機械に育てられたため、ロボットのエルコスをどうしても信用することができないのです。ジョンとダニエラたちは、理事長の金庫の中にあるFZIに異物を混入し、エルコスに飲ませようと計画します。エルコスのエネルギー補給の時間が、刻一刻と迫っています・・・。

(撮影/阿部章仁)

エルコスの祈り(2017年) 詳細情報

主催
  • 劇団四季
公演
劇場
  • 自由劇場
スタッフ

『エルコスの祈り(2017年)』公式ホームページ

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