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シャーロック ホームズ2~ブラッディ・ゲーム~ (2015年)

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シャーロック ホームズ2~ブラッディ・ゲーム~

名探偵ホームズと“女性版”ワトソン、名コンビが早くも復活!“切り裂きジャック”と繰り広げられる頭脳戦の行方は―。

1888年のロンドンで、5人の売春婦が変死体で発見されるという狂気的な殺人事件が起きた。ロンドン警視庁から捜査を依頼されたホームズ(橋本さとし)は、見えない犯人へある罠を仕掛ける。しかしそれを嘲笑うかの様に再び殺人事件が起こり、助手のワトソン(一路真輝)の懸命の助けも虚しく、ホームズは最大のピンチに陥って行く。盲目の聖女として崇められるマリア(秋元才加)と彼女に影の様に寄り添うエドガー(小西遼生/良知真次)、そして事件解決のためバーミンガム警察から派遣された敏腕刑事・クライブ(別所哲也)が加わり、名探偵シャーロックホームズと実在した世紀の殺人鬼“切り裂きジャック”の息詰まる対決が繰り広げられる…!

2014年の初春、韓国発日本初演ミュージカルとして『シャーロックホームズ~アンダーソン家の秘密~』が上演され好評を博したことも記憶に新しい。“ワトソンが女性である”という斬新な設定とドラマティックなメロディとスリルに富んだストーリーで観客の心を掴み、早くもシーズン2として名コンビが復活した。

橋本演じる名探偵ホームズが、独特の感性をあらわに軽快に飛び回る姿は健在だ。しかし、今回は追い詰められ、髪を振り乱し苦悩する姿も見せ、一層人間性が深まった印象を受けた。しなやかさの中に凛とした強さを秘めた一路演じるワトソンとは、もはや阿吽の呼吸。今回の出演を「自分にとって挑戦」と語っていた秋元は、イメージを覆し演劇界での今後の活躍を予感させる演技だった。そして秋元演じるマリアに寄り添うエドガー役の良知・小西も、Wキャストならではの、印象の違いが、作品を何重にも楽しめるギミックとなっていた。そして別所は、人間の内面を凝縮した圧巻の芝居を見せる。軽快な音楽に乗せて事件の経緯や推理が語られるうちに、ホームズ、あるいはワトソン、あるいは…の人の思考の波に引っ張り込まれていくような不思議な感覚に陥る。ミュージカルでありミステリーだが、どうにもならなくなってしまった人間の感情が随所に滴っている。だからこそ、ホームズの探求心は止まらないだろう。

幕が閉じても、また名コンビに会える日が来るような気がしている。おそらく近い将来に…

シャーロック ホームズ2~ブラッディ・ゲーム~ 詳細情報

主催
  • キューブ、東宝芸能
公演
劇場
  • 東京芸術劇場
  • キャナルシティ劇場
  • 兵庫県立芸術文化センター
キャスト
スタッフ

『シャーロック ホームズ2~ブラッディ・ゲーム~』公式ホームページ

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