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めんたいぴりり (2015年)

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めんたいぴりり

暗闇を生き抜き、夢を追い求めた人々の物語

舞台は第二次世界大戦後間もない昭和30年代の博多の町。日韓併合後の釜山の街で生まれ育ち、夫婦となった海野俊之(博多華丸)と千代子(酒井美紀)は、日本に引き上げて、食料品店「ふくのや」を始める。若かりし頃、釜山で食べた辛子明太子の味がどうしても忘れられず、俊之は思い出の味を追い求めて明太子作りに没頭することに…。妥協せず試行に努力を惜しまない夫の姿に、千代子は惚れ直し、従業員たちや町の人々も応援もあり、ついに、ふたつとない日本の味が完成する。

“故郷の味”というのは、ただの味覚のことではない。誰かとの出会いや思い出の場所、人の強い想いが交わって、心と深く結びついているもの。「味」は想いそのもので、「美味しい!」は心に届くもの。俊之と千代子が夢中になって話す声を聞く度に、夫婦を支える人々の横顔見る度に、そんなことを強く思った。

舞台は時折、戦争中や釜山の街に飛ぶ。そこにあるのは、辛い現実、戦争という事実だ。ひとつの味を日本に生み出した創業の物語は、命からがら第二次世界大戦を生き抜いたひとつの家族の物語でもあった。“あの味”に辿りつくまでを追うこの物語の中には、幾つもの人々の生き様が散らばっている。人との出会いの有り難さ、夢を持つことの素晴らしさ、そしてなにより暗闇を生き抜く人々の逞しさを見た。

めんたいぴりり 詳細情報

主催
  • 博多座
  • テレビ西日本
公演
劇場
  • 博多座
キャスト
スタッフ

『めんたいぴりり』公式ホームページ

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