HEADLINE

作品データベース

ウィズ ~オズの魔法使い~ (2015年)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ウィズ ~オズの魔法使い~

新たなオーディションで迎えた二人のドロシーの活躍。そして陣内孝則扮するウィズについ引き込まれる

カンザスの田舎で暮らしているドロシー(Wキャスト:梅田彩佳、田野優花)は、ある日大竜巻に巻き込まれ、逃げ込んだ小屋ごと魔法の国オズへ飛ばされてしまう。家に帰りたいと途方に暮れるドロシー。北の良い魔女・アダパールから「エメラルド・シティに住んでいる魔法使いウィズに会えば願いを叶えてくれるはず」と教えられ、エメラルド・シティへ向かう旅に出る。旅の途中、脳みそがないかかし、心を持たないブリキ男、勇気のないライオンと出会い、知恵、愛、勇気がほしいと願う彼らと旅を続ける。ようやくたどり着いたエメラルド・シティで魔法使いウィズに会った4人は、願いを叶えるため「西の悪い魔女・イブリーンを退治する」という条件を出され、見事にイブリーンを退治したのだが…。

宮本亜門演出によるスーパー・ソウルフル・ミュージカル『ウィズ~オズの魔法使い~』。美術監修の増田セバスチャンが舞台上に生み出す世界と、岩谷敏和のカラフルな衣装は、見ているだけで楽しい気分になってくるようだ。また、観客を一気にオズの世界へと引き込むのが、日本のR&Bの第一人者であるNao’ymtの編曲により現代的にアレンジされた音楽である。特に西の悪い魔女の登場シーンの歌は、ポップで陽気なメロディーでありながらも、魔女の威厳と恐ろしさを表現する森雪之丞の訳詞と相まって、悪役登場シーンとは思えない愉快な気分を生み出していたのが印象的だった。

人は誰でも、少なからず悩みを抱え、なかなか自分に自信が持てないもの。それを、ドロシーをはじめ、“脳みそのないかかし”、“心のないブリキ男”、“勇気のないライオン”はどう克服していくのか。権力者であり地位も名誉も金も全てを持っているように見えたウィズでさえ、彼らと同じ悩みを抱えていたのだ。マントを脱いでパジャマ姿となりただの「おじさん」と化したウィズが不安や孤独を抱えていた彼がどのように夢を叶えたのかを語るシーンは、数々のトレンディドラマに出演してきたベテラン俳優・陣内孝則ならではの演技力で魅せてくる。彼の「自分さえ信じることができれば、誰だって望みを叶えることができる」というセリフに励まされる観客も多いのではないだろうか。

ウィズ ~オズの魔法使い~ 詳細情報

主催
  • 株式会社パルコ
公演
劇場
  • 東京国際フォーラム
  • 梅田芸術劇場
  • 愛知芸術劇場
  • キャナルシティ劇場
キャスト
スタッフ

『ウィズ ~オズの魔法使い~』公式ホームページ

RELATED TOPICS

関連記事

OUR RECOMMENDATION

この作品をみた人はこんな作品もみています

注目のキーワード

今エンタステージで話題のキーワード一覧

HOT ENTRY

注目の作品

INTERVIEW

独占インタビュー

TOP