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ラヴ・レターズ (2014年)

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Sorry, no image.

あなたでなければ…読み手の数だけ生まれる一期一会の“愛”と“友情”を紡ぐ、朗読劇の金字塔

舞台にはテーブルと二脚の椅子。並んで座った男優と女優が、手にした台本を読み上げる2時間。A・R・ガーニー作のこのシンプルな舞台『ラヴ・レターズ』は1989年ニューヨークで上演され静かなブームを巻き起こした。日本では訳・演出をすべて青井陽治が手がけ、1990年8月から年齢も個性も異なった様々なカップルによって読み続けられている。

真面目でいつも何かを書いているアンディーと、自由奔放で感覚人間のメリッサは幼馴染。思春期を迎えた彼らは、一番近い異性としてお互いを意識する。しかしある夜、二人は決定的に友だち以上にはなれない自分たちを発見する。大学卒業後結婚し、それぞれの道に進む二人。上院議員まで登りつめるアンディー。アートの道で行き詰まり精神的に破綻をきたすメリッサ。再会した二人は。別々過ごした日々を取り戻すかのようにお互いを激しく求めあう。しかしそれは、結ばれるには余りにも遅すぎた―。

24th Anniversaryとして2014年8月に上演された公演では、アンディーとメリッサの役を石田彰と緒方恵美、木村了と佐津川愛美、福士誠治と木村多江の3組で演じた。筆者が観劇した石田&緒方ペアは声優として多くの共演作がある中、今回が初めてのカップル役。手紙が読み上げられる度、机に向かい書く姿やナイフで封を切る姿が脳裏に浮かぶようで、“声”だけですべてを伝える力の強さをまざまざと感じた。
静かな終演後には、鳴り止まない拍手とスタンディングオベーション。「お互いでなければこうはならなかった」というカーテンコールの言葉に、声の表現者として切磋琢磨してきたふたりの時間のすべて表れていたようだった。

ラヴ・レターズ 詳細情報

主催
  • パルコ
公演
劇場
  • PARCO劇場
キャスト
スタッフ

『ラヴ・レターズ』公式ホームページ

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